戦う骨無し女の日記

9年前の事故が原因で、骨無し女になりました。いつも楽しく過ごせるように、
ブログを始めました。写真と、エッセイと小説を書いてます。
アメブロで、エッセイと小説と雑文など、載せてます。よろしければ、遊びに来てくださいね!
https://ameblo.jp/daisysackyです。

骨無し女の秘密 番外編 3 人生はいつだって、ケ・セラ・セラ

こんばんは!

暇人です。

今日はとてもいい天気でした…


地元の病院へ行って、大学病院の結果を聞かれて…

「手術は、見送りになりました」

(また今度、書きますね!)

と言うと…ひどくガッカリされました。

残念だけれども、振り出しに戻る…

という感じ。

骨無し女歴 6年ちょっと。

当たり前の生活は、忘れました。

人間というものは、適応能力があり、

それならそれで…学習するのです。

左手が使えないなら、使えないなりに。

不便なら、不便なりに…

工夫するのです。

1日24時間、365日…

お風呂に入っている時と、

着替えをしている時以外…装具を着けています。


骨がないと、どうなるか?

まずは、力が入りません。

指は動くけど、肘も、肩も上がりません。手首ももちろん、動きません…

そして、腕も短くなります。

だからといって、案外なんとかなるものです。

指が使えるから、お花も触れます。

電話番は出来ないけど…

物覚えがよくなるかな?

着替えは難しいけれど、伸びる服を着れば大丈夫!

引き出しが開けられないから、

普段は数ミリ開けてるか…

引き出し式の衣装ケースに、普段着る服を入れれば、問題なし。

お風呂だって、一人で入れます。

腕を吊って、椅子に座り…シャワーを

使えば、大抵のことは出来るのです。

困るのは…ジロジロ見られることで。

ダンナは恥ずかしいと言って、

一緒に歩きたがりません…

でもね!

「歩いてるの、見たよ」とか、

「よく頑張ってるね」

声をかけてもらえます。

第一印象で、バッチリ覚えてもらえます。

これって、特だと思いませんか?

もちろん、女ですもの…

でっかい装具を着けてるの、

恥ずかしいことだって、あります。

だけども。

こう考えよう!

これだけ、目立てば…

不自由だ、とわかってもらえる。

比較的、気をつけてもらえたり、

たまには親切にしてもらえたりするのです…

絶望することもあるし、

死ぬまで、これ?

と思うこともあります。

でも…お陰で、人の優しさを知りました。

世界が美しいことも。

当たり前に生きることのありがたさを

知りました…

医療は進歩してる。

いつかは、骨を再生する方法も、出来るかもしれない。

もしくは、電動装具を発明されるかもしれない…


絶望することなく、私らしく生きていきたいですね。

もしかしたら…こういう私がいる、

ということで…

どこかの誰かが、励まされたり

するかもです。

まだ見ぬあなたへ…

焦ることは、ありません。

きっといつかは…

よくなる日がやって来る。

それを信じていれば…

100%ではなくても、

何らかの解決方法が見つかるから。

それにね!

人は、足がなくても

手がなくても

生きていける!

骨がないくらい、大したことはない!

と思いませんか?

物は考えようです…

楽しいことがたくさんあるのに、

悲しいことばかり考えてたら、

見逃してしまいます…

なんとかなるさ!

どうにかなるさ!

人生は

ケ・セラ・セラと、思いませんか?


頑張れ!