戦う骨無し女の日記

9年前の事故が原因で、骨無し女になりました。いつも楽しく過ごせるように、
ブログを始めました。写真と、エッセイと小説を書いてます。
アメブロで、エッセイと小説と雑文など、載せてます。よろしければ、遊びに来てくださいね!
https://ameblo.jp/daisysackyです。

骨なし女の秘密  19

こんばんは!
暇人です。
今日は日中はとても暖かで、気持ちのいい天気となりました。
朝晩は寒いのですが…ヒートテックの
Tシャツを着ていると、汗ばむくらい。
最近の悩みは…何を着たら、いいのかな?と。
贅沢な悩みです。
今は、肩を冷やすと、骨の端っこが
キリキリ痛むので…暖めないといけません。
これから、厳しくなりますね!
気を付けないとです。



こちらは、今朝の空です。


それでは…久しぶりに、闘病の記録を書きましょう…


骨髄炎というのは、恐ろしい病気で…
皮膚の炎症だけでなく、骨を溶かしたり、筋肉を溶かしたり…最悪な時には、
発熱を出したりします。
お医者さんが言うのには…
細菌というものは、絶滅することは出来ない。
常在菌(漢字が違ったらごめんなさい)といって、黄色ブドウ球菌は、
日常のあちこちにあり、人間の体にも存在するそうです。
健康であれば、発病しないのに、
体力が落ちてる場合は、時に人を攻撃する、恐ろしい病気です。


その当時…地元の病院にも、同じような感染で苦しむ患者さんがいて…
膝の人口関節ですが、人工透析をしてる方なので…輸血や、二時間かかる
ザイボックスという、抗生物質の点滴をしている人がいました。


同室の男性が、とても気味悪がりまして、
「うつったら、どうしてくれる?」
と、看護師さんを困らせて…
これは、普通のインフルエンザのように、うつる病気ではない、と言うのに、わかってくれず…
最後には、一緒にいたくない、と
胃潰瘍になって、部屋を移動する、
ということがありました。


もちろん、私たちが悪いわけではないのに…恐ろしい物を見るような目で見られまして…とても不愉快な思いをしたことがあります。



症状が固定してしまいますと、リハビリはそこで終了し…
骨無しになってしまった私には、
装具生活を余儀なくされました。
骨無しの体になってしまったので、
これ以上の回復は見込めない…というものです。
わかってはいたものの、いざそうなってみると、今まで毎日のように通っていたので…見捨てられたような、
心の支えを失ったような気持ちに、襲われました…
やはり、病院というのは、通うだけで安心するものみたいです。
自分自身の状態を、信じたくない…
という気持ちも強かったのだと思います。


あんなに、たくさんの先生たちが…
骨を折ってくれていたにも関わらず、
《抜く》という選択しか、残されていなかった…
その真実が、私をひどく傷付けました。
インフォームド・コンセントって言うんですか?
大学病院の先生に、
「あなたの身体は、異物を受け付けません。あとは、装具固定して、医学の進歩を待つしかありません。
10年後には、何かしら見つかるかもしれません」
と言われ、わかってはいるのに、呆然とするしかありませんでした…


よりによって、金属アレルギー!
しかも、チタンも鈴も、その他諸々…使えない
しかも、感染症!
さらに、CRPSという神経の病気まで抱えてしまって、
どうしたらいいのか、途方に暮れました。
だけども、徐々に体が落ち着いてくると、そんなことも忘れて、
のほほんと過ごしていたのです。

そうして1年を超える頃に、またも悪夢に襲われたのです。


その時の話は、また次の機会に…
いつもありがとうございます。
(この前の記事と、少しカブリます)